念願のホテイランを見ることができた。
日本産の野生蘭の中で最も美しい花の一つ。
発見した瞬間、幻想的な姿に息を飲む。

朝、5時半。
針葉樹の原生林の中、ひっそりと佇む可憐で清楚な花。

辺りは一面コケに覆われている。
識別のための個体標識が、それぞれについている。

一つはもう終わりか。
辺りには、既に見ごろが過ぎた花もいくつか。
ちょうど良い時期に来たと思われる。

三姉妹を発見。

さすが、森の貴婦人。
吸い込まれそうな美しさ。

これで、全体がわかると思う。
葉にも特徴があります。
濃い緑で波打ったような感じ。 たったの一枚しかつかない様です。

群生している。
残念ながら、入れない。
アップもこれが限界。

早朝で暗かったので、帰りにも立ち寄ったが、
しゃがんで写真を撮る体力が残っていなかった。
残念だが、それもこの花の魅力。
知らなければ、まるで気づかないよう小さな花。
森の妖精のように、ふわって浮いているような姿が目に浮かぶ。