7月27日
台風が通過しようとしているまさにその日、尾瀬の大清水で目を覚ました。
朝4時、外は雨。
グダグダしている間に雨は上がり、やっとやる気がでてきた。
簡単な朝食をとり、ズルして大清水7:00発の一ノ瀬休憩所行のバスに乗り込む。
三平峠まで緑あふれる気持ち良い登りが続く。
峠を超えれば、尾瀬沼まで木道の下りだ。
突然視界が広がる、 尾瀬沼だ!
台風はどこへ行ったのやら、 素晴らしい天気になった。
当初登る予定だった燧ヶ岳、この時は山頂にガスがかかっていたが、その後はすっきり。
悔やまれるが、朝の天気予報では安全第一。
大江湿原着、
この後タイミングよくビジターセンターの自然観察会(9:00-9:30)に参加させてもらった。
この大江湿原も鹿の食害で日光キスゲが食べられ、無残な状況になり果てたが、
7、8年前から大々的に鹿侵入防止の柵を設置、今年の日光キスゲは最高の咲き具合といのこと。
それでも、30年前の最盛期の半分程度とのことだ。
ここまでガイドの方に案内していただき、ここから自由行動。
満開の日光キスゲ、満喫です。
大江湿原を離れて北岸を歩き尾瀬沼の東側、沼尻に向かいます。
途中、素晴らしい景色に出会います。
ここで昼食、人も来ないので木道でお昼寝までしてしまいました。
沼尻休憩所が見えてきました。
広々とした眺めと爽やかな風、疲れも吹き飛びます。
コーヒーブレイク?
時間はあるんですが、この爽やかな空気がたまらず、つい歩き続けます。
湖面に目を移すと、何やら純白のハス?
ヒツジグサ(未草)と言うようだ。
地下茎から茎を伸ばし、水面に葉と花を1つ浮かべる。 未の刻(午後2時)頃に花を咲かせることが花の名前の由来のようだ。
ラッキーなことにお昼に咲いていた。
...
午後2時、今日のお宿、見晴の第2長蔵小屋につきました。
着いた途端、空が真っ暗になり、大粒の雨が降ってきました。
超ラッキーでした。
我々は、急いで降りてくる登山者をビール片手にのんびり見てました。(すみません。)
一時間位で雨が上がったので散策に。
ポッカのお兄さんです。凄いですね。
月の輪ぐまの注意看板!
気をつけなきゃ・・・
夕食前の風景
ここは尾瀬ヶ原に面した一番人気の弥四郎小屋
夜には、ここからすぐ先でホタルも見えました。
いきなり翌日、7月28日(日)です。
残念ながら、天気予報どおり、小雨。
やむ気配も無いし、天気予報では午前中雨とのことなので
7時20分出発 尾瀬ヶ原を横断し山の鼻経由で鳩待峠です。
雨の尾瀬もしっとりしていいかも・・・
幻想的な風景
コオニユリです。
山の鼻到着です。
トイレやビジターセンターの前は凄い人でした。
この後、鳩待峠までゆったりと坂道を上る。
鳩待峠からシャトルバスで戸倉へ、そしてバスを乗り換え大清水へと。
台風予報のため、人も少ない中
天気に恵まれ、さらに日光キスゲは満開で最高の山旅でした。