梅雨空に映えるアガパンサスとギボウシだが咲く具合がかなり違う。
アガパンサスは、雨にも負けず空に向かって力強く咲いている。
青紫色の清涼感ある花色が印象的。
すっと長く伸びた茎の先にたくさんの小さな花がつけ、雨に負けない凛々しさがある。
一方雨に打たれ、だらしない姿になってしまったギボウシ。
雨前は良かったのだが、今は情けない感じだ。
雨にたたれ花の重みで下を向いている。
この花には、蜂がひっきりなしやってくる。 蜜がたくさんあるのだろう。
すぐ隣のアガパンサスには蜂は行かない。
一つ一つをじっくり見ると、この花も清楚で奥ゆかしい。
隣同士のアガパンサスとギボウシ
対照的な姿になっている。
花が咲く前は、蕾が空に向かい凛々しくかっこよいのだが ・・・
ギボウシは種類が多く、咲く時期も多少の違いがあり好きな花だ。
とりわけ、春の芽だしが美しい。
雨に濡れた満開のアガパンサスは見事で感動的だ。
だから両方あって当然だ。