この時期、どこにでもある里山の花


クロアゲハがしきりに蜜を吸いにやって来る。

今年の草刈はタイミングがばっちり。
9月に入りすぐ草を刈ると、彼岸花の新芽を刈ることなく草が刈れる。
それからわずか2〜3週間で芽が出、にょきにょきと伸び、お彼岸の頃には辺りが真っ赤に染まる。

毒があるので、獣に荒らされないようお墓の周りや田んぼのあぜ道などに昔は植えられたとのこと。
時は経ち、鹿や猪が異常に増えると、餌が足らず、ついには彼岸花まで食べ始めた。
昔、飢饉のときの非常食でもあった彼岸花、
真っ赤にそまる里山風景はもう見られないのか・・・
9月2日と3日、テント泊で八ヶ岳(西岳、編笠山、権現岳)へと行ってきた。
西岳からみる編笠山
重いザックを背負って、編笠山の麓、青年小屋キャンプ場までいく。

しっかり飲んだ翌日は権現岳に向かう。
天気は快晴、遠くから富士山が出迎えてくれる。

帰りは、正面の編笠山経由で戻ることになる。
編笠山の左手には南アルプス、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳が見える。

右手に目を移せば、北アルプスが見えて来る。

槍ヶ岳、大キレット、穂高の山並がくっきりと見える。

素晴らし景色だ!
右手の蓼科山から白馬、穂高まで一望できる。

富士山もくっきりと。

北岳も迫力を増して迫って来る。

これから左手のギボシ経由で光の差す権現岳に向かう。

超神秘的な権現岳と富士山

稜線は、迫力あって重なり合う八ヶ岳の絶好の展望所。
ここからの八ヶ岳の景色が一番好き。

天気に恵まれ、絶景を楽しんだ八ヶ岳でした。
今年の夏は、暑くなかった・・・・
雨も多く、草は異常な勢いで伸びた。
猪の被害も例年以上で、気力も失せてしまった。
10日前の草刈の後、予定通り彼岸花が芽を出した。
そこに一休みとシオカラトンボ君。

元気なのは、ここから脱皮したアブラゼミ君。
でも、ちょっと前までは、うるさかったセミの声も静かになった。

毎朝、セミの合唱で芽が覚めたが、
いつの間にか聞こえなくなり、今はコオロギの声。
秋はすぐそこ。
いつの間にか満開になっていた。
道路に落ちた花びらで咲いているのを気付いたという花好きにはお粗末なお話。

この近くでは見たことのないお花。
珍しい花木を見ると、つい植えたくなるので・・・・

黄色くて繊細な花を枝いっぱい咲かせる。
この細長い葉っぱは夜になると丸まってしまう。
、

あれよあれよと言う間に伸びてしまった。

”アンデスの乙女”・・・
これは流通名で、正式名は、”ハナセンナ”というようだ。
マメ科の植物で秋になると小さな豆がいっぱい付く。

生育旺盛で、花の少ない時期に控えめながら目立つ花だ。
ハマカンゾウです。
この辺りでは、海岸や、海沿いの道路の脇などに咲いているごく普通のお花です。

我が家のハマカンゾウは、どんどん増えたのですが、
草に埋もれどうしようもなく、ついつい6月の初めに丸ごと刈ってしまったら
かなりがやられてしまい、花はごくわずかになってしまいました。
鮮やかな黄色が魅力的なんですが。

色変わりも多く、こんなのも咲いてます。

海辺のお花は、我が家に来ると、潮風があたらないせいかやたら元気になります。
どんどん増えるのですが、ある日突然の来客でめちゃくちゃに荒らされる運命を常に背負っています。
どちらが、いいのか。
お花には選べません。