いつ咲くかいつ咲くかと楽しみにしていたキンラン。
太陽光に当たれば、開くかと思っていたが
そもそもキンランは半開きが通常の状態。
というわけで、今朝のキンランです。
昨年は4本咲いたのですが、今年は1本が虫に食われ途中で折れてしまいました。
かろうじて3本は花を咲かせています。
上が、一番小ぶりなキンラン、そしてこちらが一番早く見つけた我が家で一番古いキンラン。
太陽光を浴びてもこの程度の開花。
それとも朝7時過ぎでは、キンランもまだ眠っているのか・・・
シャキッとスタイルのいいキンランです。
こんな可憐でかわいいキンランですが、基本的に鉢栽培はできません。
というのも、キンランは、共生菌である菌根菌(生きた植物の根に共生する菌)が必要で、その 菌根菌自体が樹木に依存して生育しているためなのです。 すなわち、キンラン・菌根性樹木・菌根菌の三者共生関係が構築できていなければ育たないわけです。
我が家の裏山に自生しているということは、これらの自然界の微妙なバランスがキンランを育む環境にまさに適しているということに他なりません。
こんな田舎ですが、ちょっと自慢したくなる裏山です。