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Hamden

Author:Hamden
裏山の山野草や高山植物の花々をこよなく愛す。
限界集落の里山作りを通して自然環境を考えます。

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彼岸花

自宅の裏山では、彼岸花が満開だ。

例年よりちょっと遅れての開花。

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まとまって一度に咲き、ぐちゃぐちゃになっている。

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群生させると圧巻だ。

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今年はなぜか茎が長いように感じるのだが ・・・。

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あちこちに生えているが、3ヵ所に大きな群生箇所がある。

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桃ノ木の後ろの群生地がお気に入りだ。

一昨年、この辺りにイノシシが侵入、メチャクチャにされたが、捕植し何とか元通りに復活。

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真っ赤な鮮やかな色に言葉がでない。

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例年、8月末に彼岸花が出てくる場所の草刈りをする。

早すぎても、遅すぎてもダメだ、このタイミングでないと。

今年は猛暑のため、草刈りはきつかったが、今思えば、やっておいて良かったと実感する。

秋の始まりだ。


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自宅のお花 | 2023/09/26(火) 08:20 | Trackback:(0) | Comments:(0)
酔芙蓉

急に朝晩冷えるようになり、酔芙蓉の花数も多くなり、鮮やかさも一段と増してきている。

ちょうど見ごろだ。

我が家では、道路沿いに2本の酔芙蓉を植えてある。 かなり大株になってきた。

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酔芙蓉と言えば、朝花が咲き、夕方には萎んでしまう一日花。

朝白い花を付け、昼頃から薄いピンクに色化粧し、午後には濃いピンクに染まる。

一日で色の変化を楽しめるお得なお花です。

これはちょうど朝日があたり始め新しい純白の花の開花です。

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そして夕方には萎んでしまう一日花なのだが、

この時期、朝日があたりしばらくはまだ昨日の濃いピンクの花が萎まず残っています。

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白とピンク、両方楽しめるわずかな時間です。

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アメジストセージとのコラボも似合います。

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やっと朝晩涼しくなってきた。

気付けば、猛暑で草刈りをさぼっていたため、辺りは草ぼうぼうに。

しばらく、集中してやらねば。



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自宅のお花 | 2023/09/25(月) 09:06 | Trackback:(0) | Comments:(0)
サネカズラ

昨年の秋、我が家のワイヤメッシュとネットで囲った裏山の外側、わずか4~5m離れた所でサネカズラを発見。

灯台下暗しと言うのか、こんな近くにこんな大株のサネカズラがあったとはまるで気づかなかった。

サネカズラは、2本の孟宗竹に絡まり、はるか上の方で赤い実を付けていた。

イノシシの食害で孟宗竹が極端に減り、絡まっていた竹の一本が倒れたおかげで存在がわかった。

さて、どうしよう。 掘り起こすにはちょっと大きすぎる。

とりあえず、今回は勝手に我が家の裏山内に誘引しようと決めた。

そうは言っても、もう一本の孟宗竹にほとんどが巻き付いている。

そこで、チェーンソーで孟宗竹で切り倒し、脳トレのごとく竹に絡んだ蔓を根気よく外し ・・・・

途中面倒くさくなり、ごちゃごちゃした細い蔓はちょんぎり、何となく7~8m位の素直な蔓がでてきた。

それから、家から梯子を持ってきて、その蔓をひっぱって我が家の桧とヤマザクラの木にとりあえず絡ませ縛りつけた。

以上が昨年の秋のお話。

数日前、ふと上を向くと小さな、クリーム色の花が咲いている。

これです。

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10ヶくらいは咲いているようだ。

ネットで調べると、雄と雌の花があるようだが、ちょっと上過ぎてよくわからない。

とりあえず、咲いてくれてありがとう。

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問題は、蔓を絡ませた木があまり良くなかったようだ、さらに根っこは他人の土地にある。

さて、どうしたら良いものか、

考えるのも脳トレの内と赤くなるのを楽しみにしている。




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自宅のお花 | 2023/09/22(金) 09:09 | Trackback:(0) | Comments:(0)
秋の味覚:栗

今年は栗が生り年だ。

早生の品種が落ち始めて1週間になるが、毎日食べきれない程の栗が採れる。

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栗の木にはまだたくさんの実が付いている。

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こちらは、早生の次に食べごろを迎える品種の栗の木、ちょっと小粒だがたわわに実っている。

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一日拾い忘れると、こんなに採れる。

どこにでもある栗の木だが、高齢化で草刈りができなくなり、鹿やイノシシがせっせと食べに来るので

意外と収穫はできない。 ので、せっせとおすそ分けをする。

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甘柿もそれなりになっている。

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栗も柿も消毒もしなければ、特に肥料をやるわけでもない。

まさに放任状態、でも環境があっているのか毎年しっかりと実をつけてくれている。

自然に感謝だ。

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田舎暮らしはやることが多い。

草刈りや軽い剪定程度の作業で収穫ができる果実がお気に入りだ。

無農薬で自然になった完熟の果実を、もいでそのまま口にいれる。

自然のパワー溢れるエネルギーを直接体内に取り込む、そんなことができる田舎暮らしが気に入っている。



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里山の収穫物 | 2023/09/20(水) 11:48 | Trackback:(0) | Comments:(0)
スルガジョウロホトトギス
連続テレビ小説『らんまん』で登場した「ジョウロウホトトギス」

残念ながら自生地は四国・九州なので、見ることはできないが

同じ仲間の「スルガジョウロホトトギス」が静岡県の毛無山界隈に咲いている。

サガミジョウロウホトトギスを見てからづっと気になっていたが、万太郎が後押しをしてくれ、出かけることに。


まずは、神社に立ち寄り本日のお花見山旅の安全祈願をする。

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通常の毛無山最短ルートから沢沿いのコースを進む。

離れて見ると美しい谷間の川だが、いくつか渡渉点がある。

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若い人はいいなぁ ・・   あっという間にひとっ飛び!

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谷底は、さらに厳しくなる。 

昨晩雨が降ったのか、濡れた岩が多い。 ちょっと気を抜くとつるり、慎重に進む。

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滝が見えてきた。 あの滝の反対側に自生しているとのこと。

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幸い、滝の手前の崖にそれらしいものを発見。 遠くて良くわからないがとりあえず、行ってみることに。

でも、道が無い。 あるのは崩れた崖のみ。 せっかく来たのだからずり落ちるように下る。

そして、川の中にある石を目当てにゆっくり・慎重に渡る。

目を凝らせば、清水が滴る岩壁にへばりついて咲いているではないか、 ついに発見、感激!

まさに貴婦人、ジョウロウホトトギス。

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悪い足場を恐る恐る近寄れば、お花の真下に。  ちょっと距離はあるが。

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鮮やかな黄色

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真下からのぞき込む。

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さて、問題は降りたのは良いが、どうやって元の登山道に戻るか ・・・。

しかたない、降りたところを戻るしかない。 両手両足を使って何とか登山道までよじ登ったら、

あっけにとられたような顔をした貴婦人がいた。恥ずかしが悪戦苦闘する惨めな登り姿を見られたようだ。

挨拶をし、さりげなくこの貴重な花の話をし、次の花咲くポイントをそれとなく聞き出す。

いただいた微かな目印、これが大正解、私の知り得た知識では絶対探せなかったことが後で明白に。

この場を借りてお礼申し上げます。

進むにつれて、滝が同じ目線に。 迫力が倍増してくる。

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しばらく川に沿って進む。

反対側からでは、どこも同じような急峻な岩壁で、イワタバコやシダ類が張り付いている。

ちょっと下ってのぞき込んでも見当たらない。

そして、貴婦人から頂いた微かな目印らしきものが現れる。

多分ここだ。行ってみよう!  あれれ、道がなくなった。

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対岸を見ると、それらしい雰囲気。

恐々再び川を渡り、目を凝らすと、確かにジョウロホトトギスだ。 かなりの数が咲いている感じだ。

あの枯れた木の下をくぐって、などと近寄るルートを考える。

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真下まで来ました。 見上げればいくつもの花が咲いている。  感激! 来て良かった。

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ここは常に岩肌を水が流れ、滴り落ちている。

この植物にとって最高の環境なのだろう。 

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咲いている高さもちょうど良く、足場は最悪だが写真を撮るのは楽チン。

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ポツンの一株寂しそうに咲いているのもいる。

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常に水が滴り落ちている。 写真撮りに熱中する間に体が湿っぽくなってくる。

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もっと上にもあるのかなぁ と欲をだし、反対側の崖をよじ登る。

残念ながら、見つけられませんでした。

せっかくですのでそこからの下の様子。

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そうこうしていると、誰かが岩を登りながら近づいてくる。

しかも、女性一人だ、まさしく貴婦人。

しばし歓談し、貴婦人の山野草の知識と花を探し求める行動力に驚かさせられる。

足元で咲いていたこの花、名前を教えてもらったが思い出せない。

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私は、すでに写真を撮り終え、帰る間際だったので、ここで別れたが

途中振り返ると、貴婦人は森に溶け込み、一生懸命写真を撮っていた。(写真中央辺り)

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今回は素晴らしいお花見・山旅となった。

憧れのスルガジョウロホトトギスに出会えたばかりでなく、二人の貴婦人が花を添えてくれた。

そうは言っても、このルート、今回は川の水量が少なく渡渉は楽だったが、常に濡れたような岩肌で深い谷底

危険はつきまとう、行かれる方はくれぐれもご注意を。




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遠くのお花 | 2023/09/19(火) 09:24 | Trackback:(0) | Comments:(0)
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